災害時の他職種との連携授業
いつも置高日記をご覧いただきありがとうございます。
今日は、災害時に他職種との連携の取り方について、自衛隊と避難、移動の方法を学ぶ授業をしました。
はじめに自衛隊のことを学びます。
自衛隊の活動根拠、今までの災害派遣の事例などを聞きました。
また、自衛隊のリュックの携行物やサバイバルの方法などを聞きました。
次は実践です。
体育館のドアの前に土のうが積まれており、土のうの積み方を教えていただきました。
福祉科を卒業して自衛隊に就職した方をお招きして、生徒からの質問を通して福祉と自衛隊のかかわり、自衛隊の職業観などを話していただきました。
災害派遣では入浴介助や歩行介助、耳が聞こえない方へとの手話コミュニケーションが多いとおっしゃっていました。
ひと通りお話が終わり、総合実践になります。
自衛隊の救急車に要救助者を乗せる方法。
救助に来た自衛隊の装輪装甲車にどのように利用者に負担なく乗せられるか。
また、水害を想定して後部ハッチが全開、半開、水平の場合など考察しました。
歩行器、手押し車、『けん引式車椅子補助装置・JINRIKI』がついた車いす、『おんぶらっく』を使ったおんぶでの乗車を試してみました。
実際の避難を想定し乗車、移動、下車の練習と一連の流れを体験しました。
最後にみんなで感想や意見を話し、まとめを行いました。
美幌駐屯地、帯広地方協力本部の皆さんありがとうございました。